ビッグモーター倒産の可能性や確率が気になっている方が多いようです。
不正請求や車検の内容がひどいもので、なぜ潰れないのか理由も気になりますよね。
今回は、ビッグモーター倒産の可能性や確率は?なぜ潰れないのか理由7選!についてまとめていきます。
ビッグモーター倒産の可能性や確率は?なぜ潰れないのか理由7選!
ビッグモーター不祥事はなぜバレた?発覚理由は内部告発がきっかけ?
ビッグモーター倒産の可能性やいつ潰れる?
当初大企業であるビッグモーターが倒産する可能性は低いと考えられていましたが、ここ数日のニュースでの報道や数々の問題から倒産の可能性や確率も上がってきたと考えられます。
1~2ヶ月の営業停止処分や規模縮小くらいでは倒産になる可能性や確率は低いですが、 古物商免許の全店規模での剥奪や取り消しがあった場合、倒産の確率が高くなるという意見も!
わざわざ街路樹を枯らしてまできらびやかに見せている中古車も恐らく外見だけで保守的な物は定期的に来るお役所対策分くらいだろう
ちなみになんだが、古物商に関する法律にも違反なので古物商免許剥奪ものです
特に車の場合は国交省と経産省ほか都道府県など多くのお役所が関わってたはず
— 素人社会学と妄想防衛論、時々怒り。 (@Sociology_DEF) July 26, 2023
【古物商免許とは?】
古物商許可とは、法人・個人が古物営業法で決められている古物を売買または交換する際に取得が必要になるものです。
引用:NTT東日本
古物商免許は、消費者を不適切な商取引から守るための重要な制度であり、古物商はこの免許を取得し、その規定を遵守することが求められます。
この免許が取り消しにされると倒産への可能性が上がってくると言われています。
倒産の可能性が低いと考えられていた理由とここ数日の変化はこちら!
- ビッグモーターは知名度があるため、不正情報を知らない人は変わらず利用し続ける
➡連日のニュースで信用度がなくなっているため、客足が遠のく
ビッグモーターは街路樹枯らすという行為しでかしてるから、賠償金の捻出、既存顧客の信用を失ったことによる離反と新規顧客が入らないのが原因で、倒産も時間の問題じゃないかな
麻薬やってそうな犯罪者みたいな顔した新社長はマジでダメ感しかないと思う#ビッグモーター
— 危険物取扱者甲種持ちの底辺マン (@kikenbutsuman) July 28, 2023
- そもそも業績があるため資金繰りが悪化しない限り倒産にまで至らない
➡除草剤の件で自治体から損害賠償の可能性があるといよいよ資金繰りが厳しくなる
ビッグモーターは除草剤がバレたので被害者だけでなく県や自治体から数百~数千億の賠償金が来て倒産に追い込まれると思う。
訴訟件数が多すぎて出廷できないからビッグモーターで車買ったやつはとりあえず訴訟しとくと勝てると思うよw— ま~坊豆腐@YMD🛸💜✖ (@ma_bou0312) July 28, 2023
- トップだけ交代して名前を変えて出直すというパターンも考えられる
➡トップは和泉伸二新社長に任命されたが、元々内部の人間なので新たな改革や信頼回復も難しいと考えられる
昔からそう言う会社だったんだと思いますよ。やっと表沙汰になったて感じですね。
新社長も内部の人間だから、数年後には同じ過ちを繰り返して会社が倒産って感じになると思いますよ。外部の新社長を起用したら話は違う方向に行ったかもしれませんけど!— カイト (@Gkaito524) July 28, 2023
ビッグモーターが現在直面している保険金不正請求問題は、企業の評価と信頼性に大きな打撃を与えています。
これは、顧客・パートナー・投資家の信頼を損なう可能性があり、ビジネスに悪影響を及ぼします。
しかし、ビッグモーターは高い知名度があるため、不正の情報を知らない一定数の顧客が存在する限り、倒産にまでは至らないと予想する方が多いといわれていました。
業績は悪化しても倒産になるほどではないでしょうね
CMしまくってて知名度は高いですし、SNS世代の若い人で車に興味ある人なら
ビッグで車売買とか地雷でしかない!って思うでしょうけど
車の購買意欲が高い中高年層には今回・過去の不正ともあまり浸透してない人も多いでしょうから知らずにビッグで車買っちゃって不正の養分になる人は尽きないので
今回の不正請求のニュースで世にビッグモーターの不正が浸透した上、街路樹の問題など新たな問題も出てきたため、必然的に顧客の足は途絶えて業績が減り倒産という可能性も出てきましたね。
その他にも、トップの交代から名前を変えて新たに出直すなども考えられています。
倒産しないと思います。
なんだかんだで、ひいきにしてる人たちはいるだろうし、トップだけ交代して名前を変えて出直すパターンもあります。
7月26日付でビッグモーターの社長・副社長共に辞任を発表!
和泉伸二氏が新社長に任命されました。
和泉伸二新社長は外部から任命された社長ではなく、元々ビッグモーター側の人間の為、大きな変化は考えにくいと感じている方も少なくないようです。
一般的に企業が倒産に至るのは、主に以下のような状況が発生したときです。
- 財政難
企業が継続的な損失を出し、その結果として負債が資産を上回るような状況になった場合、倒産の可能性が高まります。
これは、企業が債務を返済する能力を失ったとき、つまり資金繰りがつかなくなったときに発生します。 - 信用の喪失
企業が不正行為や法的な問題に巻き込まれ、その結果として顧客、取引先、投資家からの信用を失った場合、ビジネスが継続できなくなる可能性があります。
企業の評判が大きく損なわれ、新たなビジネスチャンスを得られなくなったり、既存のビジネスが縮小したりするときに発生します。 - 市場環境の変化
企業が事業を展開している市場環境が大きく変化し、その結果としてビジネスモデルが成立しなくなった場合、倒産の可能性があります。
新たな競合が登場したり、技術の進歩により既存のビジネスが陳腐化したり、消費者のニーズや嗜好が変化したりするときに発生します。 - 経営の失敗
企業の経営陣が不適切な経営判断を下し、その結果として企業が大きな損失を被った場合、倒産の可能性があります。
リスク管理の失敗、不適切な投資決定、内部統制の不備などが原因となることが多いです。
これらの状況は、単独でも企業の倒産を引き起こす可能性がありますが、しばしば複数の要因が組み合わさって企業の倒産につながることが多いです。
ビッグモーターは「信用の喪失」という部分が大きく関係してくると考えられます。
実際は、現在の問題への対処方法、市場環境、経営戦略、そしてその他の多くの要素によって決まるでしょう。
ビッグモーターがつぶれない理由7選
ビッグモーターが倒産しない理由について、以下の要素が挙げられます。
- 高い売上高
ビッグモーターのグループ売上高は約7000億円と言われており、これは業界第2位のネクステージ(グループ売上高約4000億円)を大きく上回る規模です。 - 不祥事が購買部門に関与していない
発生した保険金詐欺は修理部門におけるもので、利益を生み出す主力部門である中古車販売には関与していません。 - 過去の不祥事を乗り越えてきた
ビッグモーターは過去にもいくつかの不祥事を起こしていますが、それによって倒産することはありませんでした。 - 高い買取価格による顧客の囲い込み
ビッグモーターの中古車の買取価格は他社よりも高いとされており、これが顧客を維持する一因となっています。 - 中古車への需要が高い
現在、中古車への需要が高まっており、これは中古車販売会社であるビッグモーターにとって有利な状況です。 - 中古車業界での最大規模
ビッグモーターは中古車業界で最大の規模を誇り、6年連続で最も多くの中古車を買い取り、全国に300以上の店舗を展開しています。 - 株式市場に上場していない
ビッグモーターは上場企業ではないため、株主に対して公に状況を説明する必要がなく、また業績が株価に左右されることもありません。
顧客の減少やボイコット運動による倒産の可能性については、現時点では明確ではありません。
日本ではボイコット運動によって企業が倒産した例は少ないです。
ビッグモーターへのボイコットを呼びかける声もありますが、現状ではそれが少数派です。以上の理由から、近い将来ビッグモーターが倒産する可能性は低いと考えられます。
しかし、連日の報道などで状況も変わってきている模様です。
ビッグモーターの不正請求の内容や車検がヤバイ!
ビッグモーターの不正請求問題は、事故車修理における保険金を不正に水増し請求していたというものです。
ビッグモーターは、故意に車に傷をつけたり、修理代を水増ししたりして、大手損保各社に保険金を不正に請求していました。
特別調査委員会が行ったアンケート調査によれば、車の修理などを担当する382人のうち、27%にあたる104人が「不適切な保険金の請求につながる不正な作業に関与した」と回答しています。
車の修理などを担当する382人のうち、27%にあたる104人が、「不適切な保険金の請求につながる不正な作業に関与した」と回答していたことがわかりました。
また、17%にあたる68人が「自分以外の人が不正な作業に関与しているのを見聞きしたことがある」と答えたということで、報告書は、「現場レベルでは不適切な行為がまん延していた」と指摘しています。
具体的には以下のような手口が報じられています。
- 営業ノルマの設定
- 水増し請求の手口
- 損保ジャパンの対応
これらの行為は、保険金の不正請求となり、法的な問題となる可能性があります。
また、これらの問題は企業の評価と信頼性に大きな打撃を与え、ビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。
営業ノルマの設定
ビッグモーターは、「アット」と呼ばれる営業ノルマを設定していました。
- 「アット」は、一つの修理に対する工賃と、交換したパーツの粗利益の合計を示す営業ノルマです。
- 工場は、「アット」の平均値を上げることが求められていました。
- 修理の工賃は車の損傷度により決まるため、工場スタッフの努力だけで上げることはできません。
- ビッグモーターは工賃をノルマに設定し、不必要な修理を行うことで水増し請求を行うよう求めていました。
- 営業ノルマと本部からの圧力が、不正行為を広める背景となりました。
- 特に、圧力に耐えられなかった修理工場の工場長らが不正行為を広める中心となりました。
営業のノルマと修理を管轄する本部からのプレッシャーがあったと指摘していてプレッシャーに耐えかねた修理工場の工場長らを中心に不正行為が広がったとしています。
引用: NHKNEWS
水増し請求の手口
ビッグモーターは工賃をノルマに設定していました。
このノルマを達成するために、工場スタッフは以下のような手口で水増し請求に手を染めることが求められていたようです。
- 損傷のない車両のパネル部分に、あえて板金塗装を施す:
修理が必要ない部分に対しても修理費用を請求することができ、工賃を人工的に上げることができた。 - パーツの交換を不必要に行う
パーツの粗利益を人工的に上げることができた。
これらの行為は、保険金の不正請求となり、法的な問題や企業の評価と信頼性に大きな打撃を与え、ビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。
ビッグモーターの不正行為について、以下のようにまとめることができます。
不正行為の種類 | 詳細 |
---|---|
車を故意に傷つける行為 | ・ヘッドライトカバーを割る ・ドライバーで車体をひっかき傷をつける ・ろうそくやサンドペーパーなどを使い車体に傷をつける ・ゴルフボールを靴下に入れて振り回し車をたたき受けた傷の範囲をひろげる |
不適切な保険金請求 | ・リサイクル品で部品交換を行ったにもかかわらず、新品の部品を使ったと不正 ・使用しなかった部品を発注、使用していたとした ・実際には行わなかった作業を施工したとしていた |
不適切な行為の実態 | サンプル調査の対象となった2717件のうち、44%にあたる1198件が「何らかの不適切な行為が行われた疑いがある案件」として検出された |
ビッグモーター倒産の可能性や確率は?なぜ潰れないのか理由7選!まとめ
ビッグモーター倒産の可能性や確率は?なぜ潰れないのか理由7選!のまとめはこちら!
- 高い売上高:ビッグモーターのグループ売上高は約7000億円と大きい。
- 不祥事が購買部門に関与していない:保険金詐欺は修理部門で発生。
- 過去の不祥事を乗り越えてきた:ビッグモーターは過去にも不祥事を乗り越えてきた。
- 高い買取価格による顧客の囲い込み:ビッグモーターの中古車の買取価格は他社よりも高い。
- 中古車への需要が高い:現在、中古車への需要が高まっている。
- 中古車業界での最大規模:ビッグモーターは中古車業界で最大の規模を誇る。
- 株式市場に上場していない:ビッグモーターは上場企業ではないため、株価の影響を受けにくい。
ビッグモーターの倒産の可能性や確率については、直近までの業績が良かったこと、大企業であること、全店舗での古物商免許の取消がない限り、倒産の確率は低いと考えられます。
ただし、全店舗での古物商免許の取消があった場合には、倒産確率が上がる可能性があります。
- 不正請求
ビッグモーターは、車を故意に傷つけたり、修理代を水増ししたりして、保険金を不正に請求していました。
これは法的な問題を引き起こし、企業の評価を大きく下げる可能性があります。 - 車検がヤバイ
ビッグモーターの不正行為は、車検の信頼性を損なう可能性があります。
消費者のビッグモーターに対する信頼を失墜させ、ビジネスに悪影響を及ぼす可能性があります。