夏の気温は30~40年前と違っているのでしょうか?
最高気温の違いはどのくらいなのでしょう。
昔の夏は涼しかったと感じる方も多いと思いますが、実際どのくらいの違いがあるのか気になりますよね。
今回は、夏の気温30年前と40年前最高気温の違いは?昔の夏は涼しかった?についてまとめていきます。
夏の気温30年前と40年前最高気温の違いは?
過去30年間と40年間の夏の気温の変化は以下の通りです。
- 40年前(1983年)の夏の平均気温は約26.8℃でした。
- 30年前(1993年)の夏の平均気温は約27.2℃でした。
- 最近の夏(2023年)の平均気温は約28.1℃です。
したがって、過去30年間と40年間で比較すると、夏の平均気温は徐々に上昇していることがわかります。
下記の画像は、1880年から2023年の6月~8月の東京の温度の推移を表したグラフです。
参考元:気象庁|過去の気象データ検索 (jma.go.jp)
グラフを見ると、1940年あたりから年々最高気温の上昇が見られますね。
2023年の夏は災害級の夏の温度とも言われていて、熱中症の被害なども年々増えています。
これらの数値から、過去の夏は現在よりも平均的には涼しかったと言えます。
しかし、これはあくまで平均気温に基づいた話であり、特定の日々における最高気温や最低気温、湿度や風の状況など、その年の夏の体感温度を決定する他の要素は考慮に入れていません。
また、個々の地域や地形によっても夏の気温は大きく変わることがあります。
SNSでも近年の暑さについて多くのコメントが投稿されています。
明らかに今年暑い気がして、
気温変動調べたけど、90年以降の上り方がヤバい。30年前とかと明らかに気温が違うから、
同じ過ごし方やイベントやってたら本当に死ぬぞ。1℃って思うけど、
1℃違うと猛暑日は1.8倍らしい。
(ちょっと古い記事だけど。)まじで死ぬぞ。すべてやめて家にいろ。 pic.twitter.com/PfoLcQyWRU
— かろりーな (@karoreenak) July 16, 2023
ちょうど30年前の1993年(平成5)前は冷夏でしたが、どんなもんだったかな?と思って当時の東京の7・8月の気温をたどってみた…
スゴイ!たまに30℃越えがあるくらい…
当時、20歳で大学3年生でしたがあまりクーラーをつけた記憶がない…
冷夏とは言え、今じゃ考えられないですね pic.twitter.com/U4waRAOfqy— 志那紋 -シナモン- 🔍💄 (@sonicblueedge) July 17, 2023
夏の最高温度が上がっているのはなぜ?
年々気温が上昇している主な理由は「地球温暖化」です。
地球温暖化は、大気中の二酸化炭素(CO2)やメタンなどの温室効果ガスの増加により引き起こされます。
これらのガスは、太陽からの熱を地球の大気中に閉じ込め、地球全体の気温を上昇させます。
以下に、地球温暖化が進行している主な要因をいくつか挙げてみます。
- 化石燃料の使用
産業革命以降、人間は石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料を大量に使用してきました。
これらの燃料を燃やすと、大量の二酸化炭素が大気中に放出されます。 - 森林破壊
森林は二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する重要な役割を果たしています。
しかし、農地や都市開発のための森林破壊により、この「炭素吸収源」が減少しています。 - 農業
農業活動も温室効果ガスの一部を生み出します。
牛や羊などの反芻動物から排出されるメタンガスは、二酸化炭素よりも温室効果が強いガスです。 - 廃棄物の処理
廃棄物の処理、特に有機物の分解により、メタンガスが発生します。
これらの活動により、過去150年間で大気中の二酸化炭素濃度は約40%増加し、地球の平均気温は約1℃上昇しました。
この結果、気候変動が進行し、気温の上昇、極端な天候、海面上昇などの問題が生じています。
熱中症予防に効果的な方法は?
熱中症を防ぐための基本的な対策は以下の通りです
- 水分補給
- 適切な服装
- 冷房の利用
- 無理をしない
- 体調管理
熱中症予防対策①水分補給
定期的に水分を摂ることが重要です。
特に運動や外出後、または汗をかいた後は、水だけでなく塩分も補給しましょう。
熱中症予防対策②適切な服装
薄手でゆったりとした服を着て、体温調節を助けます。
帽子や日傘を使って直射日光を避けるのも効果的です。
熱中症予防対策③冷房の利用
室内温度を適切に保つことで、体温の上昇を防ぎます。
以下に、エアコンの節約に効果的な使い方を簡単にまとめた表を作成しました。
対策 | 説明 |
---|---|
風量の設定 | 風量は「自動」に設定。大風量で一気に部屋を冷やす。 |
風向きの設定 | 風向きは「水平」または「上向き」に設定。部屋全体の温度ムラを防ぐ。 |
短時間の外出 | 短時間の外出時はエアコンを「つけっぱなし」に。設定温度を維持するための消費電力は少ない。 |
扇風機の併用 | エアコンと扇風機を併用。体感温度を下げる効果がある。 |
これらの対策を実行することで、エアコンの電力消費を抑えつつ、快適な室温を保つことができます。
<ボタンひとつの節電対策>
熱中症予防のためにマストなエアコンですが、節電も気になりますよね。
・【風量】は「自動」
・【風向き】は「水平」or「上向き」
さらに、短時間の外出なら「つけっぱなし」にするのが効果的です。https://t.co/aQEyGXQonc pic.twitter.com/iQkUlihLsl— ウェザーニュース (@wni_jp) July 13, 2023
熱中症予防対策④無理をしない
暑い日中は外出を控え、無理な運動や作業を避けましょう。
快適なクーラーの中で映画やドラマを見て過ごすという時間も至福の時間ですね!
動画視聴のサブスクでおすすめなのはU-NEXTです!
U-NEXTは、22万本以上の映画・ドラマ・アニメが楽しめちゃいます!
31日間無料で試せて、さらに600円分のポイントもプレゼントあり!
雑誌80誌以上も読み放題で、これ一つ入会するだけで映画もドラマも漫画もマルっと楽しめちゃいますよ♪
熱中症予防対策⑤体調管理
疲れや睡眠不足は熱中症のリスクを高めます。十分な休息と睡眠をとることが大切です。
日々の運動や食事・睡眠に気を付けて体調管理をすることで、熱中症に対しても効果が感じられますよ。
枕やベッドを変えるだけで睡眠状態が大きく変わることも多いので、現在睡眠に困りごとのある方は買い替えも検討してみるといいかもしれませんね☆
これらの対策を実行することで、熱中症を予防することができます。
夏の気温30年前と40年前最高気温の違いは?昔の夏は涼しかった?まとめ
夏の気温30年前と40年前最高気温の違いは?昔の夏は涼しかった?についてのまとめはこちら!
- 気温の変化:1983年(40年前)の夏の平均気温は約26.8℃、1993年(30年前)の夏の平均気温は約27.2℃、2023年の夏の平均気温は約28.1℃。
これらのデータから、過去30年間、40年間で夏の平均気温は上昇しています。 - 昔の夏は涼しかった?:平均気温のデータから見ると、過去の夏は現在よりも涼しかったと言えます。
しかし、これは平均気温に基づいた話で、特定の日の最高気温や最低気温、湿度などは考慮に入れていません。 - 地球温暖化:気温の上昇は地球温暖化の影響の一部で、化石燃料の使用、森林破壊、農業、廃棄物の処理などにより、大気中の温室効果ガスが増加しています。