この記事では、映画『夏目アラタの結婚』のネタバレや真犯人について解説します。あわせて、映画の評価はどうだったのかもまとめてみましょう。原作漫画のあるミステリー作品で、2024年に実写化されました。豪華なキャストとスリリングな展開、アラタと犯人の巧妙な心理戦が見どころの作品です。『夏目アラタの結婚』のネタバレや真犯人について気になる人は、ぜひ最後までお読みください!
『夏目アラタの結婚』ネタバレ!真犯人は?
映画『夏目アラタの結婚』は、最初に犯人が分かった状態で物語が始まります。犯人は、奇妙なピエロの格好をした連続殺人犯「品川ピエロ」こと品川真珠(演・黒島結菜さん)。
遺体の在り処を聞き出すべく面会に訪れた児童相談所の職員・夏目アラタ(演・柳楽優弥さん)と接触するのを拒否する真珠ですが、アラタが突然「結婚しよう」と言い出したことで、面会に応じるようになります。
すると、真珠は一転「無実」をアラタに主張し始めるのです。
真犯人は父親?深まる謎
真珠は真犯人について自身の父親(真珠が殺害)を挙げ、父親が連続殺人を犯したあとの死体遺棄を手伝わされていただけだと主張し始めました。しかし、物的証拠からすると父親が犯行を犯すのは難しく、真珠が犯人だという説が濃厚になっていきます。真珠は獄中結婚を申し込んできたアラタに対し、事件の真相や自身の生い立ちについてぽつぽつと話しました。
真犯人はまさかの人物!?
『夏目アラタの結婚』の真犯人は、やはり真珠本人でした。しかし、真珠は19歳で殺人を犯し逮捕されていますが、実際には未成年の17歳であったことが発覚。それには、悲痛な生い立ちが隠されていました。実は真珠には2歳離れた姉がいましたが、父親の暴力により幼くして他界。娘の死を受け入れられなかった母親は、すぐに別の男と子どもを作り出産します。そして生まれたのが、今回逮捕された真珠です。真珠は、亡くなった姉の代わりとして育てられてきたのでした。そのため、真珠は実際の年齢よりも2歳偽られていたのです。
真犯人の罪はどうなる?
『夏目アラタの結婚』の真犯人は真珠でしたが、未成年の犯行だったことが発覚したため減刑されることになりました。更生した真珠はアラタと結婚し一緒に暮らすようになります。真珠が犯した連続殺人は合計4人で、うち1人は脅迫してきた父親。3人は自殺願望のあった人物でした。そのため、真珠の罪は「自殺ほう助」となり、自身の半生や罪を振り返った真珠は、アラタとともに人生をやり直すことを決意するのでした。
『夏目アラタの結婚』のネタバレや真犯人についての評判は?
夏目アラタの結婚のネタバレや真犯人について分かったところで、世間の評判を見てみましょう。
総合的には高評価な意見が多い作品だったようです。しかし、中には「設定に無理がある」「刑が軽すぎる」「現実味がない」という辛口評価も。
連続殺人鬼である美女と、児童相談所の職員の獄中結婚という現実離れしたストーリーに惹き込まれる人が多かったようです。
まとめ
夏目アラタの結婚のネタバレや真犯人について解説しました。夏目アラタの結婚は、最初から犯人が分かった状態で始まる物語ですが、途中で犯人が無実を訴えるところから心理戦がスタートします。「学業が低調」「高校も中退」そんな連続殺人鬼ですが、面会で見せる姿はかなりの切れ者。その真相は、驚くべき生い立ちの中で描かれていました。『夏目アラタの結婚』が気になる人は、ぜひ見逃し配信でご覧になってみてください!