Netflixドラマ「ホットスポット」のロケ地はどこ?伏線回収についても解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。
Netflixドラマ「ホットスポット」のロケ地はどこ?伏線回収についても解説!

バカリズムさんの脚本で富士山麓の町を舞台にしたエイリアン・ヒューマン・コメディードラマ『ホットスポット』、ビジネスホテルで働くシングルマザーの主人公が、ひょんなことから宇宙人と遭遇し、その能力を借りて事件を解決していくという物語で話題となりました。今回はそんな『ホットスポット』のロケ地や伏線回収についてご紹介します。

目次

ドラマ『ホットスポット』とは

ホットスポットは、2025年1月12日から3月16日まで日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマです。山梨県のビジネスホテルで働く遠藤清美が娘・若葉を女手一つで育てながら同僚と共にフロント業務を淡々とこなす生活を送っている中、自転車での帰宅中に交通事故に遭いそうになったところを先輩の高橋孝介に自転車ごと宙に抱きかかえられて命を救われます。人間には絶対できない救助方法で清美が高橋を問い詰めると、高橋は「私は宇宙人」と述べ、「他言しない」と清美は約束するが我慢できずに地元の幼馴染・中村葉月と日比野美波に話してしまいます。富士山麓の町を舞台にしたエイリアン・ヒューマン・コメディードラマで、バカリズムさんらしい魅力的なストーリーになっています。

ホットスポットのロケ地

そんな話題作のホットスポットのロケ地は山梨県富士吉田市とその周辺地域、都留市などになります。富士吉田市には喫茶店「もんぶらん」や「レイクホテル浅ノ湖(精進マウントホテル)」などの聖地巡礼のスポット、都留市には主人公らが勤めるホテル内の温泉で登場する「芭蕉 月待ちの湯」などがあり、その他にもわたらせ渓谷鐵道の間藤駅〜旧足尾本山駅間の廃線跡は小日向文世さんが演じる未来人がたどり着く場所として使用されています。

ホットスポットの数々の伏線

ホットスポットでは日常と非日常の境界線、人と人とのつながりの大切さ、異なる存在との共存と受容がテーマになっているドラマで、一見するとシュールなコメディですが、その裏には社会への深いメッセージが込められています。宇宙人・高橋が人間社会に溶け込もうとする姿が描かれている印象のホットスポットですが、伏線としての登場人物の言動に「都会ってどんなところ?」とやたらと聞きたがったり、「うちの町は特別だからね」と、曖昧な言葉を使う場面や「高橋さん、君は本当に普通だね」と言いながら、なぜか笑ったりと、この町の人々も実は宇宙人なのではないかと思わせる場面があります。

伏線の回収について

第9話では新キャラが登場し、その人物は「F」というキーホルダーを持ってホテルにやってきたのですが、正体は謎になっていました。加えて山田真歩演じる同級生が急に登場し、第9話に来てのいきなり謎キャラが2人、気になった方も多かったのではないでしょうか。「F」のキーホルダーをつけていた人物の正体は、山本耕史演じる古田で最終回の最後にタイムリーパーとして登場します。さらっと現れた山田真歩演じる同級生の直美は相関図にも記されてなかったことから期待が高まりましたが、結局何の能力も持っておらずただの同級生ということでした。

まとめ

今回は、ホットスポットのロケ地や伏線回収についてご紹介しました。コメディの形を取りながら、「社会の本質とは何か?」という問いを投げかけているドラマ『ホットスポット』、町の人々がどこまでも普通に生きようとする姿は多様性を謳いながら結局普通を求める社会を表しているように感じた人も多いのではないでしょうか。バカリズムさんの想う、色んなメッセージが込められたドラマ、コメディなのにどこか見入ってしまう魅力があります。興味があれば一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

目次