【Netflix】ダーマー|ミルウォーキーの食人鬼の幼少期とは?実話も紹介

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【Netflix】ダーマー|ミルウォーキーの食人鬼の幼少期とは?実話も紹介

Netflixで歴代三位の社会現象となった2022年作「ダーマ―」は、大変な物議をかもしたことで話題になりました。連続殺人犯の恐怖と警察の怠慢を描いたホラーとミステリーの人間ドラマシリーズです。視聴後は深い衝撃と共に、社会の闇を垣間見ることになるでしょう。そんな「ダーマ―」の犯人で「ミルウォーキーの食人鬼」と呼ばれた人物の幼少期や実話を紹介します。

目次

【Netflix】ダーマー|ミルウォーキーの食人鬼の幼少期とは?

「ダーマ―」のあらすじやミルウォーキー食人鬼の幼少期について迫っていきます。

あらすじ

1978年から1991年にかけて17人の命を奪った連続殺人犯ジェフリー・ダーマ―の人生と、彼の犠牲者たちの物語を描いた犯罪ドラマシリーズです。10年以上にわたって犯行が続けられ、警察の怠慢と人種差別により被害者とそのコミュニティに大きな影響を与えました。シリーズでは、これらの不遇な被害者の視点から残酷な犯罪の全貌に迫っています。

ミルウォーキーの食人鬼の幼少期とは?

ジェフリーは学生だった父親と情緒不安定で薬物依存の母親の長男として誕生。両親の仲は険悪だったため、次男を身ごもった際に母親は薬物依存で寝たきりに。父親も研究にかまけて家庭を顧みなかったといいます。そんな両親の間で育ったジェフリーは精神的な安定を欠いた少年として成長。6歳の時には、1日中ぼさっと座り動かなくなるという行為を見せ始めたそうです。また、ほとんど笑うこともありませんでした。そして、8歳の時には同級生から性的な虐待を受けていたといいます。この時、双方の両親が話し合いで解決しています。

父親がきっかけ?

父親からもらった昆虫採集用の科学薬品セットをもらったことがきっかけで、犬や猫、小動物や昆虫などの死骸をホルマリンの瓶に採集するようになりました。さらに、死んだ動物の首を木の枝に突き刺して写真を撮るという残忍な行為も行っていたそうです。他の連続殺人犯とは違い、生きた小動物や昆虫に対する虐待は行いませんでしたが、彼自身がミルウォーキーの食人鬼になる兆候はここから始まっていたと言われています。しかし、最後まで息子が行っていた残虐な行為に両親は気づかなかったそうです。

【Netflix】ダーマー|実話も紹介!

1978年から1991年にかけて主にオハイオ州やウィスコンシン州で17人の青少年(黒人11人、白人3人、アジア人、アメリカ先住民、ヒスパニック各1人)を絞殺し、その後に屍姦、死体切断、人肉食を行なった連続殺人を基にしています。その突出した残虐事件は1990年代初頭の全米を震撼させました。

ジェフリーの最期

ジェフリーは1991年7月に逮捕され、コロンビア連邦刑務所に収監されるも、1994年に刑務所内のシャワールームで収容者だったクリストファー・J・スカーヴァ―にベンチプレスで殴られ、救急車で病院へ搬送されましたが、搬送中に死亡が確認されたとのこと。17人を殺害した殺人鬼はあっけない最期となったのです。この事件はアメリカで起こった残虐事件と並び米犯罪史に残るシリアルキラーと言われ、数々の映像作品が制作されています。

最後に

今回はNetflixで配信されている「ダーマ―」の犯人であるミルウォーキー食人鬼の幼少期や実話を紹介してきました。犯人であるジェフリーの残虐性が形成されたのは間違いなく幼少期の不遇な境遇だったと言えるでしょう。そう思えばジェフリーも被害者となるのかもしれませんが、それでも罪もない人を17人も殺害したことは許されることではありません。被害者家族からも批判的な意見が多くあがった作品ですが、興味がある方はぜひ視聴してみてくださいね。

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